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極上年下彼氏

第31章 進級

振り向くと、見覚えのあるというか、よく知っている顔があった。


「朱美、この学校か」


爽やかな笑顔で話しかけきたその人は、従兄の安井 健人だった。


「健兄…」


「偶然だな」


「本当。…なんだか人気者じゃん」


「はは、なんかね」


「朱美!」


今度は聞き慣れた声で呼ばれた。

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