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極上年下彼氏

第31章 進級

その日は放課後、担任の先生と進路の話し合いがあるから、理人にそれを告げに二年生の階へ行った。

なにやら廊下が騒がしかった。


女子生徒が黄色い声でなんか群がっている。


理人じゃないよね?


よく見ると、先生らしき人が中央にいた。


なるほど、教育実習の先生か。


私は無視して、理人の教室に向かおうとした。


すると、聞き慣れない声で呼び止められた。


「朱美!朱美じゃないか?」


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