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極上年下彼氏

第35章 最後の時間

私達は慣れた通学路をゆっくりと歩く。


もう二度とこの制服を着て二人で歩く事はない。


私は鼻の奥がツーンとなった。


「泣くなよ」


「うん」


理人の大きな手はしっかり私の手を包んでいた。

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