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社に着いてから、真っ直ぐ課長のデスクに向かった。


「おはようございます課長。これ、受理して下さい」


私は今朝、書いた封筒を渡した。


「篠崎…本気か？」


課長はそれを見て動揺していた。


「はい」


でも、私の決意は変わらないので胸を張って言った。


「これからだっていうのに、いいのか？」


課長はまた、聞いた。


「はい、私の中の一番は決まりましたから」


その言葉を聞いて納得した顔になった。