テキストサイズ

極上年下彼氏

第73章 誓い

理人が私の頬の涙を優しい指先で拭い、その手で顔を引き寄せ唇をそっと重ねてくれた。


それは次第に熱くなり、長い口付けに変わった。


ようやく私達は永遠の誓いをした。


唇が離れると、優しく微笑む理人は満足そうだった。


私は理人の首に手を回し抱きしめた。


理人も優しく抱きしめてくれた。


「あ…虹」


濃くオレンジに染まった空にうっすら浮かんだ虹が窓から見えた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ