えっち大好き
第12章 快感列車
「あれ?こんなとこに、古い駅が。」
アタシ]はよく旅に出る。
ひとつの場所でのんびり
暮らすことが出来ないから。
旅は嫌いじゃない。
初めて来たところを冒険して学ぶ。
そしてまた違うとこにいく。
新しい自分を見つけることもできるから。
旅の途中で古い駅を発見した。
真っ昼間にも関わらず
誰一人いない。駅員もいない様子。
駅の中に入ると、どうやらここは
[快感駅]という名前の駅だそうだ。
すごいいやらしい名前だな~
なんて思い、切符売り場を見ると
快感駅から次の駅の名前が書かれてない。
あれ?
さすがに変だと思い、やめようとした。
だけど、一人の男の人が入ってきて
迷うことなく、快感駅行きの切符を
購入した。
「あ」
男の人はわたしに気づいた。