えっち大好き
第10章 痴漢 短編
私は、先週と同じ時間の
同じ電車に乗った。
混雑している電車の中、
私が扉に寄り添って立っていると
耳元で声がした。
「りなちゃん…約束守ってくれた?」
はっとして、顔だけ振り返ると
そこには笑顔のシンさんが
アタシに寄り添うように立っていた。
アタシは小さく頷いて見せた。
「…じゃあ、確認…」
そういうと彼がスッとスカート
の中に手を入れてきた。
「ほんとだ。
こんなに人がいるのにパンツも
はかないで…りなちゃん変態。」
一気に顔が火照る。
「だっ…て…あなたが…」
「この人パンツはいてないですよ~
って言っちゃおうかな」
「ゃ…ゃだ…やめて…///」
「じゃあ、抵抗しないでね」