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これが私の仕事

第4章 第三夜

私『そうか…私はあいつの事は信用してる。けど、好きとは違う。』…と思う。
流「そうですか。」
なんて話しをしていたら、駅に着いた。
時刻はpm07時過ぎ。人が多くなる時間帯。人は嫌いだ。生きていた時から思っていた。死んでからは余計に嫌いになった。
…違う。嫌いなんじゃない。羨ましいんだ。普通に生活出来ている生きた人が。楽しそうに笑っている奴らが。死んだ方が楽なんて、誰が言い出したんだろう。確かに他人に干渉されないけど、生きてる方がはるかに楽しいよ。絶対に。死んだら、そこで終わりじゃん。失敗も、取り返せないし。

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