ハジメマシテ。
第2章 元気が一番。
一樹は学校に着いた。
教室に入ると、そこには誠司が待ち構えて…
『なあ、あの後どうなったの?』
と聞いてきた。
『それが(省略)でさあ』
『えっ?』
誠司は驚く。
そりゃそうだ。あんな出来事バカげてる。
『(省略)って言われても意味わかんないんだけど?』
そこなのぉぉぉ!?
確かに書いたよ(省略)って!でも違うじゃんっ!こう読者に向けての(省略)じゃんっ!こっちの世界では出来事を説明してる感じになってんだよぉぉぉ!
誠司がバカにしたような口調で…
『日本語って難しいから、これからちゃんと理解して使ってこ』
そう言って自分の席に戻った。
いやいや
いやいやいや
えっ?ちょっと待って?
………
お前が理解しろぉぉぉ!