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いざ誠二に近付いてみると、おもしろいくらい僕に心を開いた。
あの日もそう。
まさか母親まで巻き込んでしまうとは思わなかったけど、結果的に誠二が僕を信頼して、守りたくて起きてしまったことだし。
誠二にはそれなりにショックを与えられたみたいだったから、嬉しい誤算だったんだ。


そこまでは。