たら~ん、、はっ∑∑
第22章 8月19日
そして中学校入学。
小学校の友だちはほとんどちがう中学校に行っちゃったけど、
私と親友はいっしょでした。
親友の腕には生々しく傷が残っていましたが私は全く気になりませんでした。
でもほかの人たちはちがうのです。
親友とはちがうクラスになりました。
でも、毎日いっしょに学校に行きました。
入学して1週間後、
私にぼちぼち友だちができたころ、
友だちの一人が
『星でんわの友だちっぽい人さー、なんか飛び降り自殺しようとしたの?
友だちに聞いたんだー。あの人腕に傷があるんでしょ?』
ショックでした。
まさかそんなことを言われるなんて。
その友だちには事故だったし、自殺なんかじゃない、ぜったいちがうと説明しましたが、
人はウワサに流されやすいもので、
すでに手の尽くせない所までウワサは広がっていました。
その時からでしょうか?
親友から笑顔が少なくなりました。
いじめが始まっていたのです。