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僕のおひさま。

第5章 春陽。



そんな僕の頭をくしゃくしゃっと刹那が撫でた。

そして僕を刹那の胸に


抱き寄せた...。


棗「せっ..刹那っ?」


刹那は何も言わずに強く僕を抱きしめた。


僕は安心した。

突然の悲しみも刹那のおかげでなくなったようだ...。


棗「ありがとう..刹那」

僕は不器用に笑った。

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