僕のおひさま。
第5章 春陽。
僕を見つける熱い瞳
真剣な顔...
つい見とれてしまった..
棗「ふぅぅっ!?」
お兄ちゃんの唇がいきなり僕の唇に吸い付いてきた。
チュッ..チュッ..
わざとたてるリップ音は僕たちしかいない玄関に響いて僕の頭を真っ白にさせる...。
棗「ンッ..ンンッ///」
息を吸うために少し開けた口の中にお兄ちゃんの舌が入ってきた。
クチュ..クチュ..
棗「お..兄..ちゃンンッ///」
お兄ちゃんは僕の言葉も聞かずに舌を僕の舌に絡ませてきた
歯茎の淵を舌でなぞり舌をまた舌を絡ませてくる。
それがしばらく続きお兄ちゃんの唇が僕から離れるとツーっと糸がひいていた。
そしてお兄ちゃんは〝もう部屋に戻れ〟と顔を隠すようにして言った。