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ホモ?うん、ホモ。

第12章 誕生日[達哉]


泣いてる理由が


あまりのケーキの下手さ


しか考えられん…
この時ばかりは楽観的な俺でもヤバいと思った


俺「……た、つや…?」

恐る恐る声をかけてみる…


達哉「……と」


俺「…ん?」


達哉「ありがとう…陽…」


嬉し涙でした(´・ω・`)



達哉いわく
両親が離婚してからお姉さんとお母さんは仲悪くて、お姉さんは早々に家を出てって
お母さんは一人で達哉の学費諸々稼ぐ為に、ほとんど家に居なくて
誕生日とか祝ってもらう事自体が少なかったらしい


しかも不器用な俺が(下手だけど)ケーキ造ってくれた事がめちゃくちゃ嬉しかったらしい


俺「…達哉泣き虫」


泣いてる達哉を後ろから抱き締めた


達哉「うるさい…陽大好き」


俺「俺も達哉大好きだよー」





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