私の秘密
第2章 夢
「しょうがないでしょ…佑美みたいな格好をしていたらもうばれちゃうよ…」
「それもそうね。でも今,人気No1のモデルAKIと居るなんて言ったら大騒ぎだろうね…」
「あはは…そうだね…」
あたしの格好はおさげにスカートが膝した。
化粧もしていない。
これが学校中にバレたら大変なことになるだろうし…
「あっ,そうだ!!」
いきなり佑美が叫んだ。
「なによ…いきなり…」
「何かね…今日ね,転校生が来るんだって!しかも超イケメンらしいよ」
「へぇ…そうなんだ…」
「何それ…興味なさそうに…」
「だって無いもん」
あたしは男なんて いらない…
幼なじみがいれば他に欲しいものなんてない。