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過去日記

第9章 2011年11月


11月

山茶花が咲き、木枯らしが吹き始める。



若菜からメールが途絶えてもう1ヶ月以上が過ぎた。


俺も含めて俺の周りは受験一色になりつつあった。


当たり前の風景。


若菜が普門館を目指したように、俺も狙っている高校がある。


今の実力は、微妙な線だ。


偏差値的にはB判定からC判定の間。

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