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お告げ~INシンガポール~

第4章 世界中の日本人

先にこのホテルにいた少女がこちらに近づいてくる。

「…はじめまして」
「はじめまして…」
少女はニコッと笑うと、
「君達は、支配側?二人いるから抵抗側かな?」
と言う。

「何それ?」
「知らないんだ。教えてあげる。」



「分かった?」
「まあ、だいたい。」
智恵は頷く。
「ちょっと待った!サッパリなんだけど…」
梨絵は相変わらずだ。

「君…バカ?」

「いきなり何言うかな!?」
梨絵は当然怒る。

「違うよ。天然なだけ。」

智恵が助け舟?を出す。
「智恵…フォローになってないから。」

「ごめんごめん。
私が説明するね。」

○支配側
・夏帆のような、国に火を放った者

○抵抗側
・梨絵や智恵のような、犯人を見つけた者

・ここにいるのは、抵抗側に見つからなかった支配側
・支配側を見つけた抵抗側

・これから、その両者が協力して、真犯人を見つける…らしい

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