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お告げ~INシンガポール~

第5章 幼なじみ

「全く…イタッ!」
別に痛かったわけではない。反射である。

梨絵の後ろを歩いていた麻央が梨絵にぶつかったのだ。

「急に止まらないで…梨絵?」
「…章?」


中の少年は振り向く。

「えっ…梨絵?」

そこには、すらっとした少年が立っている。

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