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お告げ~INシンガポール~

第7章 大嫌い!!

「何すんの!」
交流の部屋の出入り口付近で、なんとか章の手を振りほどいた梨絵は、章を睨んだ。

「連れてく。」

「バカ言わないで!
絶対嫌だから!」

「無理矢理でも連れてく。」

「…ふざけないで!
章なんて………」

「なんか言ったか?」
「大っ嫌い!!」




それから、梨絵は元来た道を、記憶をたどりながら戻っていった。


それから、麻央と智恵も章を睨みながら、梨絵に続いた。

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