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お告げ~INシンガポール~

第19章 当たりは常に闇に溶けている

「行くぞみんな!六人全員のアドレスもらったな!?」
勝也が叫ぶ。それに答えるように無言で頷く麻央。

ここにいるのは七人。
何とも言えない人数だが、ここまで来たらやるしかない。
時刻はもうすぐ8時をまわる。
全員はいっせいに散らばった。

まずは、波の音が聞こえる場所を探すことからだ。

残り4時間5分

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