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お告げ~INシンガポール~

第22章 決死の潜水

「あきらめの悪い人達ですね。分からないのですか?もう無理なんですよ。」

「無理なわけ無い…」
梨絵は呟いた。
水音にかき消されて誰にも聞こえなかったが。

「無理なんてやってみなきゃわかんねぇだろ!?」

突然の声。
「…章!?」

フッと微笑した章は叫んだ。
「てめぇら、見つけだしてやっかんな!!」

そして、その後ろから10人ぐらいの影が見えた。

「梨絵!お前ら、上がれ!!
後は任せろ!」

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