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お告げ~INシンガポール~

第22章 決死の潜水

「諦めなさい。」
またあの冷たい声。

その声と同時に、水槽に入る水の量が増えだした。

「ヤバいよこれ!」
梨絵は再び潜水した勝也の後に続き、自分も潜水を始めた。

智恵も水槽に飛び込み、麻生からカッターを受け取ると、疲れた麻生の代わりに、潜水を始めた。


時刻は、9時23分

水槽が一杯になるまで約15分

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