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GM-グランドマネジメント-

第10章 日本勤務開始

少し場の空気が緩んだが、そうなったところで事態は全く進展していない。

アレックスは目を細くして周りを見渡して、ユリの肩に手を置いた。

「どうしようかな、ユリ。おとりいける?」

ユリは少し驚いた表情を見せたが、すぐにキリリとした真面目な顔に戻った。

「当然です!何でもしま・・・」

「ちょっと待て!女におとりさせんのかよ!」

「アクセスは黙ってて」

「うぐっ・・・」

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