
先生が彼氏…あり得ないっ!
第4章 甘い放課後
私の席は廊下側だったから、廊下側の窓から先生が顔を出していた。
「そんなに俺の授業が嫌なのか?」
「誰もそんなこと言ってませんが?」
「顔に思いっきり出てますけど?」
嘘だ!
顔になんて出してない…。
いや…出ていたのかも。
「なになに?あの紗英が先生と話してるー」
「違うっ!これには…その…」
「なに?あの紗英って?」
「あのね先生…「あー結衣!ジュース買いに行こうっ!」
「ちょっ…紗英ー」
私は結衣の手を引っ張り、教室から出た。
危ない…危ない…。
もう結衣ったら…。
まぁジュースは私がおごることになった。
まぁ当然ですよね…。
