
先生が彼氏…あり得ないっ!
第2章 新米臨時教師
また悲鳴…。
耳痛いよぉ…。
「じゃあ竹原先生。あとはお願いします」
「わかりました」
副担の先生は教室から出ていった。
それにしても…この先生。
もしやこれが今でいうイケメンなのか…。
でも私は騙されない。
教師は教師。
「えーと。俺は英語の教師だ。このクラスの英語の授業も受け持つ。なにか質問は?」
先生は早口でしゃべった。
ん?なに?
なんて言ったの?
英語教師しか聞こえなかった。
「先生!何歳?」
「24歳だ」
「彼女はいるの?好きなタイプは?」
「彼女はいない。タイプはまぁ言わないでおこう…」
