無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

一枚だけ敷いた布団の上、仰向けになった葉子は枕カバーを握りしめ、目を閉じていた。


風呂上がりに着た綿のホームウェアは、前ボタンがおへその辺りまで外され、大きくはだけている。


茂は優しく、ときに息づかいと共に激しく……葉子の両方の乳首を愛撫していた。


左の乳首を唇に包み、その中で優しく舌を絡める。

繰り返し、繰り返し吸い……同時に右の乳首を2本の指先でくりくり……と弄ぶ。


「……声……出していいよ…」

茂が乳首から口を離し、くぐもった声で言った。

「……」

激しく身体をよじる葉子を押さえつけ、茂はなおも愛撫を続けた。


次第に頭がぼんやりして、手が痺れてきた。

「く、苦しい…何か変……ねぇ……茂くん…！」

「お願いやめて……」


茂はびっくりして動きを止め、葉子の額に触れ、にっこりした。

「葉子ちゃん……気持ちいい時は声出さないと……過呼吸になるよ」


葉子の口元に袋をかぶせ、呼吸をさせる。


落ち着いたところで彼は、葉子を抱きしめてボタンを下まで外した。