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裏・恋のハードル高し!!

第5章 お出かけ

一瞬、声を掛けるのを躊躇う位の雰囲気は、唇の切り傷のせい。
…って言うか、かっこ良くて見とれたと言うか。


辺りを見回す私に



「どうした?!」



なんて、ちょっと首を傾ける仕草…本物男子だったら即落ちですけど!!

しかも周りは完全に未来ちゃんを男の子と認識しているみたいで腹立たしい!!



『こんなに可愛いのに!!』



私が挙動不審の様に大声を上げると、未来ちゃんは苦笑してたし、男装じゃなく普段からの格好と聞かされ、びっくりした。

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