裏・恋のハードル高し!!
第5章 お出かけ
「ほら!!未来ちゃんだよ!!早く仲直りしなきゃ!!」
そう言って手を引っ張られる。
仲直り…したいけど、今は逆効果な気がする。
未来が俺に殴りかかって来たのは…嫉妬心だと思っている。
そして合うと火に油を注ぐ様な事しか言えない。
未来の表情が歪む度に、罪悪感と同時に優越感に浸れる。
未来が俺を好きなんだって、思ってしまう。
ただ傷ついていただけの未来の傷口に塩を塗りたくっただけ。
そう気づかなかったのは、長い間友達でいた関係性からだろう。もちろん、未来がそんな事で泣いてるなんて思いもしなかったし。
そう言って手を引っ張られる。
仲直り…したいけど、今は逆効果な気がする。
未来が俺に殴りかかって来たのは…嫉妬心だと思っている。
そして合うと火に油を注ぐ様な事しか言えない。
未来の表情が歪む度に、罪悪感と同時に優越感に浸れる。
未来が俺を好きなんだって、思ってしまう。
ただ傷ついていただけの未来の傷口に塩を塗りたくっただけ。
そう気づかなかったのは、長い間友達でいた関係性からだろう。もちろん、未来がそんな事で泣いてるなんて思いもしなかったし。