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裏・恋のハードル高し!!

第5章 お出かけ

またやってしまったと、反省すると気分は余計に落ち込み、百合奈に話しかけられても上の空だった。



「帰ろっか。」



百合奈がそう言ってくれて本当に助かった。

俺から言うのもなんか気が引けるし、かと言って未来以外の事を考えていられる余裕も無かった。


仲が良過ぎて友達から一歩進むのが恥ずかしいなんて、好きな子をどんなに苦しめていたかなんて、知るはずも無く、


俺だって苦しんでるんだ!!


なんて…



自分勝手すぎだよね。

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