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裏・恋のハードル高し!!

第1章 過去

チカが当たり前のようにミラちゃんを連れてくる様になって4年が終わろうという時。


クラス文集で「将来の夢」を作文に書く事になった。


チカは「8人でJリーガー」とか、バカな事を言い出して、他の奴らも何故か乗っていた。

チカには人を惹きつける魅力があった。
太陽みたいにあったかくて、みんなに元気を与える様な。


もちろん、ミラちゃんもそんなチカに目を輝かせていたのには気づいていた。


チカが手を繋いで連れて来た女の子に目を奪われた。ぱっちりした目に、ツインテールの可愛い女の子。


チカのお気に入りだってわかりながらも、惹かれた。一目惚れなのに、日に日にもっと好きになる様な…そんな女の子。

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