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裏・恋のハードル高し!!

第8章 切り替え

「…それ…どうしたの?」



俺の袖を指差した百合奈が、少し悲しそうにいうと、周りが言う。



「朝、ミラちゃんと一戦交えたんだよなっ?」

「チカの嫌がらせはかなり効いてたっぽいけど。」



と、余計な事を次々と…。
幼馴染ほど侮れない危険人物はいないと実感する。



「未来ちゃん…かぁ。」



そう言って笑った百合奈に、本当の事を言えるのかな。

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