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裏・恋のハードル高し!!

第9章 小さな変化

夏祭り用の浴衣を買うために、未来ちゃんとお出かけ。

駅で待ち合わせをした未来ちゃんは、一瞬目を疑うほど見違えた。


元々綺麗な顔立ちだったけど、ウィック一つでここまで変わるとは…恐い。


「ブロスを捨ててやろうと思った。」
「夏祭り?甚平でいいよ!!」


なんて、男前なものの言いように喝を入れ、買い物に付き合わせる事に成功したのも、きっと未来ちゃんが恋をしているせいだ。


私はちょっとそのお手伝い。



褒めればちょっと照れて、満更でもない。

長身のせいで勝手に「似合わない」と思い込んでるだけで、みんなが振り返るほどキレイなのに。

私は未来ちゃんの隣を歩けて鼻が高いよ?!

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