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裏・恋のハードル高し!!

第9章 小さな変化

「…冗談?!あぁ面白い。」


笑もせずそう言った未来に、思いっきり頭突きをしてやった。


俺をキレさせる事ばっかだ。


物凄い音で、俺自身もクラクラするが、未来はフラッとした後に、足から崩れた。


「ミラ!!」


そう言って、俺よりも先に未来を抱き留めたのはタクだ。


負ける。
タクに取られる。


きっと…ずっと未来を見ているタクには、かなわない。

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