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裏・恋のハードル高し!!

第9章 小さな変化

ミラの家の前まで行くと、おばさんが甲高い声で迎える。


「お久しぶりです。」


「やだ!!逞くん?!日に日にかっこ良くなってぇ!!」



気に入ってもらえてる事は嬉しいんだけど…



「未来?!未来でしょ?!入って入って!!すぐお菓子とジュース持って行くから!!」



もしやこのテンションでチカを上げてるのか?
苦笑しつつ上げてもらい、ミラの部屋のドアの前に立った。


パフンパフンと音がして、「ううっ」っと声がする。ドアを開ければ、枕に頭を叩きつけて、泣いていた。

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