テキストサイズ

裏・恋のハードル高し!!

第11章 始動

ミラに声をかけると、目が上下に動いてぽっかりと口を開けてる。


変な顔すんじゃねぇよ。
浴衣の3割り増しがプラマイ0になるだろうが!!



と、思うけど…すっかりお淑やかに両手を前で重ねちゃって。



「しっかり女の子じゃん?」



そう言うと、ふてくされる様な表情で言い返してくるけど…口をとがらすなよ。



「褒めてんだろ?」



ちゃっかり化粧して…チカが見たらガン切れだな。
顎を持ったままの俺のつま先を踏み付けて凄むミラは…やっぱりミラで。



「チューするよ。」



と、顔を近づければ速攻で謝られると…結構凹むんですけど。

まあ、これでも少しずつ前進してるのかな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ