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裏・恋のハードル高し!!

第1章 過去

そんなひと時を…


「未来、遊ぼう!!」


そう言ってくるチカに奪われる。
穏やかだった雰囲気が冷たくなる。ミラの目に映るのはやっぱりチカで、ミラの幸せはそっちにあるのかもしれないと…。



初詣で絵馬に書く「合格祈願」

ミラは「タクと一緒に高校合格」


俺は嬉しくて、ミラは俺の視線に気付いたのかはにかんで笑った。
チカに見つかると、ミラが傷付けられると思って、本当は一番見せたい「タクと一緒に…」のところを隠す様に重ねて吊るした。


『高校もだけど、ミラの好きな人に俺が合格出来ます様に。』

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