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裏・恋のハードル高し!!

第2章 高校生活

ミラ、何してんだろ。
会いたいなぁ。



「三島親雅くん?」



その声に振り返ると、ロングヘアの隣の席の子が話しかけて来た。



「何で一本だけ胸ポケにシャーペン入れてるの?」


「これ?…おまじない。」


「男の子なのに?」



そう言って笑うその子が、ミラとカブったんだ。
俺が傷つける前の…ロングヘアのミラに。

かなりのミニチュアだけどね。

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