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裏・恋のハードル高し!!

第2章 高校生活

受験の日に見かけたかっこいい男の子と…同じ高校、同じクラス、隣の席で勉強出来るなんて…。


「百合奈ちゃん羨ましい!!」


女子にそう言われると、私も思う。
この席は絶対に譲りたくない!!


遠巻きで見つめる存在では居たくないから、私は毎日挨拶だけはした。


「うん。」から「おはよう。」に変わったのは2週間が経とうと言う時。


胸ポケにシャーペン?!

何で筆箱に入れないんだろう?!


返って来た言葉が「おまじない」って、小学生の女の子みたいな事を言っても、かっこいいから許せちゃうんだ。何のおまじないかはわからないけど、私も真似しよっかな?

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