ぁなたとわたしのH
第2章 いつもの朝
次の日
「石川君迎えにきたわよー」
母にそう言われ
私は急いで髪をとかし
玄関へ急いだ
「ごめん!待った?」
私は顔をしかめた
「今来たばっか」
「そっか、良かった」
私は微笑んだ
「ひなこ、おはよ」
彼は私に向き直りそう言った
「何よー太輔、」
「朝の挨拶は基本だろ」
「そうだね、」
太輔は笑っている
私も安心して笑う
こうしていつも登校する
学校につき、
「じゃ、放課後」
そういって太輔は手を軽く上げた
「うん、」
私も軽く手を振る
私は別れるのが辛い
一緒のクラスなら良かったのに…
そんなことを思いながら
いつもの朝は終わる