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死者日記

第2章 嫌われた天使

確か、裏山に迷い込んでしまった時だった。

完全に途方に暮れて、今にも泣き出しそうになりながら歩いていた。

1人でしばらく歩いていると、洞窟が目の前に現れた。
周りには、フカフカの苔がある。
そこに男性が立っていた。


その男性は、誠に気がつくとこちらに近づいてきた。
そして、森の一方を指さすと、洞窟の中に消えた。


その背中には、羽がついていた。

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