刑事とJK~続編~
第9章 ビンゴの景品は…
『…は……はっ…』
もう声が出ないほど、おかしくなった
斉藤はやっと手を止めてくれた
でも、じっと見られると恥ずかしい…
ああ、早くあたし正常に戻れー…
「どうだった?」
『…どうもこうも…ない…///』
「えぇー、つまんね」
うるへぇー!!
ゆうひは体を起こし、斉藤が持っていたバイブを取り上げた
「あ、何すんだよ?」
『斉藤にはもう使わせないから』
きっぱりと言い切ったゆうひに、斉藤は抱き着いた
「返せって」
抱き着いたついでに、バイブを取り返そうと手を伸ばす
『やだ』
ゆうひは取られまいと斉藤から遠ざける
「…ちぇ、んじゃいいや
オレもう寝るし」
『え』
「今日は充分楽しんだからな(笑)」
そう言うと、斉藤はさっさと横になった
『斉藤ぉ』
「おやすみー」
『…』
ゆうひとしては、もう少し構って欲しい面があった
『斉藤ぉ…』
斉藤の体を揺するが、がっつり無視してくる
人を弄ぶだけ弄んで、自分はさっさと寝るんか…
いい根性してんじゃん
宣言通り、絶対泣かしてやんだからねー!!!