刑事とJK~続編~
第9章 ビンゴの景品は…
…
『あれ、もうこんな時間かぁ…残念
仕事行かなきゃね』
ゆうひは斉藤から下りた
斉藤はというと、もうぐったり
「あー…
もう3日分くらい出た…」
『これに懲りたら、あたしを怒らせないことだね』
ゆうひは斉藤の腕を縛っていた紐を解いてやった
『はい』
腕が自由になると、斉藤は上体を起こした
「ほらぁ、手首に跡付いちまってんじゃねぇかよ」
『ありゃま、ほんとだ』
ゆうひはゴメンゴメンと手を上げた
ついでにチュッとキスをする
「///」
斉藤はゆうひの頭をグッと引き寄せ
ゆうひは斉藤に身を任せた
『…ご飯、作るね///』
「おう、あんがとな///」
――――――――――
「先輩、何ですか?その手首の跡…
あ、まさか家でいかがわしいことでも…!!///」
「ち、ちげぇよ!!///
何言ってんだてめぇは!!」
その日、斉藤は仕事場で
同じ質問を何度もされたとか…