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刑事とJK~続編~

第2章 新婚旅行

『おーいーしーそ~///』



皿がわりの葉っぱの上にはローストビーフ


よこにはシャキシャキのレタスが彩りを加えている




「どうぞお召し上がりくださ~い!!」


もう一度トムが言うと、みんな食べはじめた



「あ、おいしい!!」

「ほんとだ」

「作り方を習いたいわ」




ほんとに美味しい




「おっと遅れました、ワインはいかがですか~?」



そう言って、トムはグラスにワインを注いでいく



『あ、あたしは…』


「オレが飲んでやんよ」


『ほんと?』


「ああ」



全員の前に、グラスが行き渡った




いまさらだが、ここで乾杯をした






「どうもっ」


『どうも!!』



ゆうひは三宅武志とグラスを当てた



遠くの人までは腕が届かないので、鳴らす振りだけした



みんな美味しそうにワインを飲んでいる




…あたしだって、飲みたいけど…



すると斉藤は、ゆうひのグラスを取り上げた




『あ』


「飲んでやるっつったろ?」


『…ベロンベロンになって、先に寝ないでよね…///』


「わーってら」




斉藤はワインを飲み干した







お酒が入ると、テンションが上がってくるのがわかった



最初の、ちょっと緊張気味の雰囲気は取っ払われ

まるで身内のように喋りだす






「斉藤さん、だったっけ?」


『はい、ゆうひって言います』


三宅武志が話しかけて来たので、ゆうひは笑顔で答えた



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