刑事とJK~続編~
第17章 トレジャーハンター
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『…あつ…』
朝方、ゆうひは部屋の蒸し暑さで目が覚めてしまった
さすが夏
斉藤家には扇風機はあれどもクーラーがない
『…あれ?』
隣で寝ていたはずの斉藤の姿がない
…どこ行ったんだろ?
ゆうひは起き上がり、長い廊下を歩いた
…どうせ斉藤のことだし、行くとしたら…
と、庭に出て屋敷の裏に回った
『やっぱり』
斉藤は、家の裏を行ったり来たりと歩き回っていた
おそらく、埋蔵金の隠し場所を探しているのだろう
『おはよ』
「ん?
ああ、おはよう」
『何かわかった?』
「んー…イマイチ。
そういやぁもう朝だな
さっきまで真っ暗だったんだけどよ…」
と、斉藤は左を向いた
山と山の間から、朝日が顔を出しかけている
『家の中は暑かったけど、外は涼しいんだね』
「まあ、風があっからな」
斉藤はポケットに手を突っ込んだまま、体を後ろに反らし、伸ばした
『…あつ…』
朝方、ゆうひは部屋の蒸し暑さで目が覚めてしまった
さすが夏
斉藤家には扇風機はあれどもクーラーがない
『…あれ?』
隣で寝ていたはずの斉藤の姿がない
…どこ行ったんだろ?
ゆうひは起き上がり、長い廊下を歩いた
…どうせ斉藤のことだし、行くとしたら…
と、庭に出て屋敷の裏に回った
『やっぱり』
斉藤は、家の裏を行ったり来たりと歩き回っていた
おそらく、埋蔵金の隠し場所を探しているのだろう
『おはよ』
「ん?
ああ、おはよう」
『何かわかった?』
「んー…イマイチ。
そういやぁもう朝だな
さっきまで真っ暗だったんだけどよ…」
と、斉藤は左を向いた
山と山の間から、朝日が顔を出しかけている
『家の中は暑かったけど、外は涼しいんだね』
「まあ、風があっからな」
斉藤はポケットに手を突っ込んだまま、体を後ろに反らし、伸ばした