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刑事とJK~続編~

第17章 トレジャーハンター


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「源十郎さん、あの子たち帰っちゃいましたね」


光子はトポポポポ…と急須にお湯を入れた


「そうだな」


源十郎はあぐらをかいて新聞を読む



「でも、あれはちょっと
かわいそうだったんじゃありませんか?」


「何がだ?」



「もう…
とぼけらっしゃるのですね?」


光子はフッと押し入れを眺めた









あの虎・龍の謎は、前から源十郎が解いていた


そしてその埋蔵金が、
まさか部屋の押し入れに隠してあるとは
誰も気がつかないだろう


源十郎と光子を除いて…








「こんなにたくさんのお金、どうするんですの?」



「…ゆうひさんや、藤野夫妻が困った時にでも使おうかな?」



「あらまぁ、正貴は?」




「あいつぁ知らん」




源十郎はズズズっとお茶を啜った







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