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刑事とJK~続編~

第19章 終わりへの始まり

「斉藤の知り合い…?」「みたいだな…」「誰だろ?」


皆口々に言った



「長谷川さん、何でこんな急に日本に…?」


「まぁ、いろいろあってな」


とその時、長谷川の後ろから顔が出てきた



「あ!!
おめぇはアンソニー!?」



何でだ…!?
長谷川さんはともかく、アンソニーってコックじゃなかったのか…!!?



「久シブリデスネー斉藤サン」

アンソニーは手を出してきたので、こっちもつられて握手した


その後ろから、中島が出てきた


「皆~集まって~
この人たちの紹介するねー」



少し警戒しながらも、刑事たちは長谷川とアンソニーを半分囲うように並んだ



「えーっと、彼は見ての通り日本人だけど
今はアメリカの方で勤務していて…役職はアメリカ刑事科本部執行部室長の長谷川君だよ」



「おはようございます、長谷川です、どうも」



アメリカ刑事科本部執行部室長…?

なんか…長い

でもこの肩書きカッコイイかも…!!




と、全員がそう思った




「こっちはアンソニーで、俺の助手してくれてるんだ」


アンソニーは軽くお辞儀した



「アンソニーデス、アメリカ刑事科本部執行部デ働イテマス」



「今日、彼らがやって来たのには理由があるんだけど…詳しいわけはまた後で話すよ。
じゃ、解散~」



パンッと中島が手を叩き、わらわらと自分たちの持ち場へ戻った



斉藤は、長谷川に聞きたいことがいくつかあったが
また中島と部屋の中へ入ってしまったので
とりあえず自分の仕事部屋へ向かった





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