刑事とJK~続編~
第3章 トムおじさんの正体
『ト、トムさん!?
何で…!!』
あのギリギリの登場
あの鬼のような打撃の嵐…
絶対斉藤だと思った
「がっかりしましたか~?」
『いえそんな…!!
ってか、ありがとうございました』
「礼には及びませーん」
トムは首を振った
『何で…助けてくれたんですか?』
「お二人がどこかへ向かわれたので、不思議になってついて来ました。
斉藤さんが楽しんでるようならほって置こうと思いましたが、どうも嫌がってるようでしたので…」
『当たり前です!!
あたしは斉藤以外の男となんかしませんから!!!』
は…
何か、今の発言、若干恥ずかしい…
「ほうほう、言いますね~」
トムはニコニコしている
『ところで…
トムさんって、何か格闘でもしてたんですか?』
「少しかじってる程度ですよっ」
『へーえ…』