刑事とJK~続編~
第22章 仲間
――――――――――
「何だか、人がたくさん集まっていらっしゃいますね…」
「うん、今アミューズメントパークでは、ごたごたが起こってるらしいからね」
アミューズメントパークの外に集まった人混みの中、
そうしゃべっているのはシゲと千花だった
仕事もしないで、シゲは一体何をしているのか…
まあ一言で言うならデートだ
前から千花と、「アミューズメントパークの下見に行ってみようよ」と約束していたのだ
「警察の方も…いらっしゃる」
レポーターが行方不明、とかいう事件もあり
そのせいだろうとシゲは思っていた
実は、シゲには中島や長谷川からの指令が届いていなかったのだ
だからこうやって、悠々とデートしてるわけだが…
「騒がしいから、他のとこ行かない?」
シゲはそう誘った
「そうでございますね」
千花もそうしようと思い、人混みから抜けようとした
その時、ふと一人の男と目が合った
「…」
向こうもこちらをじっと見てくる
出会ったことがある気がするが、思い出せない
お互いそんな顔をした
「どうしたの?」
「あ、いえ…」
シゲに呼ばれ、千花もその場を立ち去ろうとした
が、その瞬間思い出した
「あ…!!」
もう一度、顔を確かめようと振り向いたが
もうそこに男の姿はなかった
「何だか、人がたくさん集まっていらっしゃいますね…」
「うん、今アミューズメントパークでは、ごたごたが起こってるらしいからね」
アミューズメントパークの外に集まった人混みの中、
そうしゃべっているのはシゲと千花だった
仕事もしないで、シゲは一体何をしているのか…
まあ一言で言うならデートだ
前から千花と、「アミューズメントパークの下見に行ってみようよ」と約束していたのだ
「警察の方も…いらっしゃる」
レポーターが行方不明、とかいう事件もあり
そのせいだろうとシゲは思っていた
実は、シゲには中島や長谷川からの指令が届いていなかったのだ
だからこうやって、悠々とデートしてるわけだが…
「騒がしいから、他のとこ行かない?」
シゲはそう誘った
「そうでございますね」
千花もそうしようと思い、人混みから抜けようとした
その時、ふと一人の男と目が合った
「…」
向こうもこちらをじっと見てくる
出会ったことがある気がするが、思い出せない
お互いそんな顔をした
「どうしたの?」
「あ、いえ…」
シゲに呼ばれ、千花もその場を立ち去ろうとした
が、その瞬間思い出した
「あ…!!」
もう一度、顔を確かめようと振り向いたが
もうそこに男の姿はなかった