刑事とJK~続編~
第22章 仲間
―――
「ど、どこへ…?」
千花は辺りをキョロキョロと見回した
「千花、どうしたの?
知り合いでもいた?」
シゲは少し心配そうに聞いた
「知り合い…と言いますか…何と言いますか…」
そう言って背伸びすると、見つけた
さっき目が合った男だ
男は人混みを抜け、どこかへ歩いて行く
「お待ちください…!!」
と、千花は人混みを掻き分け、男を追いかけた
「せ、千花…!!?」
シゲも千花を追い掛けようとしたが…
「嘉山君!!」
呼ばれて振り返ると、飛鳥だった
「飛鳥さん!?」
「こんな非常事態に何やってるのよ!!
早く来て!!」
飛鳥はシゲの腕を強引に引っ張った
「ま、待ってくださいよ!!
千花が…どっか行っちゃって…!!」
「いいから!!」
シゲは飛鳥の気迫に圧倒され、仕方なく付いて行った
急ぎ足で向かうと、何台ものパトカーが見えた
そこには南や長谷川の姿が…
「え…?」
急ぎ足だったシゲの足は、もう完全に走っていた
「あ、ちょっと…!!」
飛鳥も置いていかれないように全力で走った
「み、南さん…!!」
シゲは息を切らせて言った
「今は一体…ハァ…何が起こって…」
「おう嘉山、見てわからないか?
女とウハウハいちゃつきやがって…」
南の顔は笑っていたが、その裏側は完全にブチ切れていた
「す…すぃません…
知らなくって…
…いっだだだだだだだ!!!」
シゲは南に締められた
「まあまあ…、俺や中島ちゃんがちゃんと連絡回さなかったのが悪いから…
許してあげなよ」
長谷川に宥められ、南は仕方なくシゲを離した
「ど、どこへ…?」
千花は辺りをキョロキョロと見回した
「千花、どうしたの?
知り合いでもいた?」
シゲは少し心配そうに聞いた
「知り合い…と言いますか…何と言いますか…」
そう言って背伸びすると、見つけた
さっき目が合った男だ
男は人混みを抜け、どこかへ歩いて行く
「お待ちください…!!」
と、千花は人混みを掻き分け、男を追いかけた
「せ、千花…!!?」
シゲも千花を追い掛けようとしたが…
「嘉山君!!」
呼ばれて振り返ると、飛鳥だった
「飛鳥さん!?」
「こんな非常事態に何やってるのよ!!
早く来て!!」
飛鳥はシゲの腕を強引に引っ張った
「ま、待ってくださいよ!!
千花が…どっか行っちゃって…!!」
「いいから!!」
シゲは飛鳥の気迫に圧倒され、仕方なく付いて行った
急ぎ足で向かうと、何台ものパトカーが見えた
そこには南や長谷川の姿が…
「え…?」
急ぎ足だったシゲの足は、もう完全に走っていた
「あ、ちょっと…!!」
飛鳥も置いていかれないように全力で走った
「み、南さん…!!」
シゲは息を切らせて言った
「今は一体…ハァ…何が起こって…」
「おう嘉山、見てわからないか?
女とウハウハいちゃつきやがって…」
南の顔は笑っていたが、その裏側は完全にブチ切れていた
「す…すぃません…
知らなくって…
…いっだだだだだだだ!!!」
シゲは南に締められた
「まあまあ…、俺や中島ちゃんがちゃんと連絡回さなかったのが悪いから…
許してあげなよ」
長谷川に宥められ、南は仕方なくシゲを離した