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刑事とJK~続編~

第23章 ミッション

―――――――――――


数分前…



「あ、裏口からまた誰かが入って来たな…」


藤野が画面を指差した



「あ!!千花…!?」



シゲは勢いよく画面に飛びついた


千花ともう一人…見たことのない男がいる



「誰だろうな、一体…?」


「こうしちゃいられない!!僕、1階に行ってきます!!」



「おい待て嘉山…!!」


と、南や藤野が止めようと思ったが
シゲは行ってしまった



…まだ犯人がいるかもしれないってのに
一人で行きやがって…



「正貴たちはここで何してるの♪?」



真理子の視線の先では、斉藤たちが扉の前で止まっている…



「もしかして、あの扉の先に何かあるのかなぁ…?」


岩崎はキーボードを打ち、画面上に図を出した


図、とはどうやらアミューズメントパークの立体模式図で、何やらよくわからない数字やグラフが表されている



「はあはあ、なるほど…
斉藤君たちの立っている先の部屋に、核ミサイル誘導装置があるみたいだね」



「扉が開かなくて、立ち止まってんのか??」


吉川は身を乗り出した




「おそらく、そうだろうね…」



「ここから操作して開けられないのか?」



南は岩崎の顔を覗き込むように見る



「うーん…」


カタカタカタカタ…カタ



「ダメだね」




「くそ…何とか開かないのか…!?」


「そやつに聞いてみてはどうだ?」



源十郎の言葉で、全員の視線は吊されている大男に注がれた







「え?」






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